第22章 政宗の小姓(R18)

胸の前の縛った手を退け、形の良い丸みの頂を捻るように摘まれる。
「んっ、あっ」
ジンン とした甘い痺れが全身を走り、
その痺れが消えぬ間に、政宗の生温い舌に絡められ、絡め口に含まれ、甘噛みされる。

はぁ…ん、んん〜 ぁんぁ んっんんっっ はっ

擽ったいような微弱な快感に眉を寄せ、
息を詰めて我慢する。

「胸より、コレのがイイか？ほらっ」
縛られた手を取られると、指先を食み、口に含まれる。
「んッッ、まさむ、ねっ」

チュッッ、ぺろっ、ぢゅ ぢゅぅ、チュッチュッッ

チロッと政宗の赤い舌が指先を咥え、しゃぶり、掌を舐め滑る。
「んッッ、んんっ…あっ…ぁぁふぁ」

指先から掌を舐めながら、政宗の蒼い眼が そっと自分を伺っている。
自分の白い指と政宗の赤い舌と唇から目が離せない。

(…舐め、られて、る…)

生温い口内を出入りしながら、しゃぶられる快甘と、白い掌を舐める赤い舌が、強烈なコントラストとなって脳裏に刻まれる。