第74章 もしも・・・
花宮「マッサージに聞こえねぇんだよ!こいつら!」
玲央「やだひっどい!私はただマッサージしてただけなのに!」
「玲央さんお上手です・・・。気にしないで早く続き・・・」
笠松「やんなくていい」
「えぇっ・・・」
すると畳の上でごろごろ転がっている氷室さんがふにゃっと笑いながら言った。
氷室「いいじゃないか。マッサージ中の雅すっごく可愛いし」
伊月「というか・・・うん。エロい」
高尾「それな」
「皆さん変な目で見ないでくださいよ!?」
花宮「じゃぁ喘ぐな!」
「ひぅっ・・・汗 これは勝手に声がでちゃうというか・・・その・・・」
今吉「その声が最高にエロいねん。ま、ワシは楽しいからええけど」
笠松「楽しむなよ・・・汗」
ぎゃーぎゃー言い合う中、私はそそそーっと玲央さんの浴衣の袖をつかみ
「玲央さん・・・早く続きを・・・」
と言った瞬間に、一斉に皆がぴたっと止まった。
あ、あれ。私今なんかした?
花宮「だからお前そういう所だって言ってんだろうが」
玲央「雅・・・!もう最高に可愛いんだけど・・・!」