第67章 お正月ってさ。
「お正月!!??」
私以外の皆も驚いて声をあげていた。
氷室「正月って・・・」
今吉「え?なんや会いとうないか」
笠松「いやそうじゃねぇよ」
高尾「や、やっぱ忙しいじゃないすか!俺一旦実家帰るし!」
「私もそれ考えてて・・・」
今吉「え、あんたら全員実家いくんか?」
「「「うん」」」
・・・
少し沈黙の時間が流れる。
今吉「せ、せやな。正月くらいはゆっくりしたほうがええよな」
伊月「・・・まさか今吉さん、帰らないつもりだったんですか?」
今吉「えっ」
花宮「俺は親と暮らしてるから別に言わねぇけど」
玲央「正月くらい顔みせたらいいじゃない」
「そうですよ先輩。」
今吉「・・・せやかて・・・。」
もじもじした素振りをしながらいたずらっぽく言う。
今吉「せやかて皆と一緒に初詣いきたいんやもん」