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BLEACH〜透明な華〜

第5章 encounter




さっきの出席危なかった…

さすがに本名で学校には通えないからって苗字だけ変えたから…

「おい」

危なかった…

「おい」

『?なんですか』

「大丈夫か?さっきからなんか落ち込んでっけど」

そう言ってくれたのは横の席の黒崎くん

『あ、大丈夫。心配してくれてありがとう』

ニコリと微笑むと黒崎くんは顔を赤くしていた

「///お、おう。あ、俺は黒崎一護。一護でいいぜ」

『私は春原蝶。よろしくね、一護』

「おう」

この日は、入学式が終わると解散になった

それから1ヶ月程が経ち、だんだん友達も増えてきて楽しく学生生活を送っていた時だった


『喜助…最近虚多いわね…』

「そうっスね…そう言えば尸魂界から新しい死神が派遣されたみたいっスよ」

『へぇ、そうなんだ。
死神が来てるなら任せとこ』

「いやあなたもその死神の一人ですからね?!」

『私は休暇だもん。』

「そうでしたね。」

でも、この日は違った

ずっと感じてた死神の霊圧が消えたと思えば…別の霊圧が出現した

『死神…?』

その別の霊圧の主はどうやら虚を倒したようだ

「…ちょっと出てきます。テッサイさん!」

喜助はテッサイを連れ、霊圧が発生した場所へ向かったようだ

しばらくして、帰ってくると血まみれの女の子を連れていた

『その子…死神よね…?』

「そうっスよ」

『…消えたのはその子の霊圧ね…とりあえず治療しましょうか』

私とテッサイで女の子の治療をする

この子確か…朽木ルキアちゃんだったかな…

朽木家に養子に入った子、所属は十三番隊のはず

その事を喜助には伝えた

数時間後、彼女が目を覚ました

私は霊圧を遮断する外套を着て隠れる

話を聞いていると、どうやら彼女は死神の力の譲渡をしたらしい

半分のつもりが全て持っていかれたと


見つかったら処刑されるわよ…

そんな事情もあってか、喜助が義骸を作り、しばらく現世に留まることになった

少し不思議だったのは…喜助が作った義骸は霊子を含まない霊子体を使っていること

『尸魂界にバレないためかしら』

ルキアちゃんは大罪を侵したことになるし、それから守るためってこと…でいいのよね、喜助?



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