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【NARUTO】18禁 優しい人

第3章 告白の後の話



涙をポロポロ流している私を
よしよしと頭を撫でている。

好きだなんて言われていない。
付き合ってなんか夢の話だ。

それなのに、
私は心が満たされている。


「明日なんて、どうなるか分からないよ。心変わりなんて一瞬だしね。少なくとも、お前をそういう対象として今は見始めているよ。」

そう呟かれ、またゆっくり唇を合わせて抱きしめてくれた。

「カカシ、何それ、ずるい言い方。」

私は不満気に彼に伝えるが、
彼は少しイタズラした表情を浮かべて笑みを浮かべていた。

「そこは、の力の見せ所でしょ?俺を好きにさせるように頑張らなきゃ。」

「…ずるい。そんなのできない。」

顔を少し赤く染まるのを感じながら視線を逸らして呟くが、
カカシは悪魔の瞳をしながら笑っている。

「そうかな?さっそく俺はお前に興奮したよ?こんな所でキスするなんて興奮する。したでしょ?」

「っ!!…うん…」


素直に伝えるとカカシは満足そうに口角を上げている。

何も始まってなんかいない
好きなんて言われていない

それでも
カカシが私を見始めてくれた。
それがたまらなく嬉しかった。


「これから、
まあ、よろしくね。」

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