第6章 いつでもI Love you?
息を切らしたレンが屋上の扉を開けてやってきた
『レン? どっどうしたのさ!!?』
「はっ早く病院に…!!!! カイトがーーー…!!!!」
カイトが…病院、に…?
「ルナ!!?」
驚いた声で私の名前を呼んだミク
驚いた原因はきっと…
私が無意識に走り出したからなんだろう
私は驚きと不安で頭がいっぱいになってしまっていて、カイトの元へ行く以外考えられなかったーーー…
ー病院。
『…何、これ? レン…』
「僕には止められなくて…」
病院に駆け入って目にした光景は…
「嫌だ!! ハニー好みに顔を変えてくれる薬をくれなきゃ動かないっっ!!!!」
「お客様困りますっ!!;」
受付前で座り込むカイトに困る看護士さんや医者さん達…