DeadbyDaylightその他ホラゲ 夢小説 短編
第12章 マイケル
目覚めたら知らない部屋に居た
真っ白で開かないドアが一つ
そして隣でガリガリと地面を削っているマイケル
なぜ怪力お兄さんと一緒に閉じ込められているんですかね…?
ここで何をすればいいんだ
そう思っていた矢先、壁に文字が現れる
これは…英語?
ちょ、読めないから勘弁して
マイケルは文字をじっと見つめていて動かない
というか字読めるの?(煽り)
『マイケルさーん…』
やべ、全然動く気配すらしねぇわ
『あのー…うわっ!?』
肩に手を置こうとした途端押し倒してきて背中が痛い
『え?なに?ちょ、え、え?』
そのまま服をはぎとられ下着まで奪われて恥ずかしさや怒りより困惑で頭がいっぱいだ
マイケルも続いてツナギを脱ぎ…ってお前下着履いてないな!?
うわっ、なんなのこの状況
マイケルも裸になると私の下着に手を伸ばし、そして体に着けようとした
しかし体が大きすぎて着けられていない
てか何してんの?
下着を諦めたのか今度は服に手を伸ばし着ようとする
(結果は言うまでもない)
ズタボロになった私の服と裸の私と頭に(私の)パンツを履いてる変態(っていうか目的不明なマイケル)
な ん な の こ れ
マイケルは私を持ち上げるとツナギに放り込み着させる
とてもブカブカで生ぬるい体温の感じがしてゾワッときた
そもそもマイケル下着をつけてないから…ひえっ
するとガチャっとドアが独りでに開いた
これは…一体……?
よくある○○の部屋?
じゃあ何が条件だったのか…
お互いの服を着ることなのかな…?
『あぁ…じゃあツナギ返さなきゃ……って』
マイケルは刃物を持ってそのままスタスタと出口に歩いていく
い、いやいやいや!
『待って!?マイケル君待って!
君、裸のまんまなんだけど!?
あと私の下着頭に着けたまんまなんだけど!』
一瞬コチラをチラッと見たが私の訴えに無視してそのまま出ていった
えぇ…
ボロボロの服と伸びたブラを拾い、泣く泣く外に出る
こんな姿見られたらなんて思われるか…
(マイケルとかアウトでしょ…)
早く帰って着替えよう…
「アれ?うさみ?ソノ服…」
『あっ』
偶然ママに見られ、その後めちゃくちゃ逃げた