• テキストサイズ

DeadbyDaylightその他ホラゲ 夢小説   短編

第2章 レイス R15G?


レイスの本名はフィリップ・オジョモ


彼は新生活に期待を寄せていた普通の若者だった

女性と付き合い、子を作り幸せに暮らす

それがレイス…いやフィリップが求めていた生活だ



しかし自分で潰した車から垂れる血を見た時、彼の運命は狂わされた

彼は知らぬ間に殺人を手伝っていた


あぁ

そうだ、僕は何も悪くない

悪いのはボスだ

こんなことをやらせたボスは許さない

だから僕は…















ハッとして体が跳ね上がった
懐かしい夢を見た…

まだ“人間”だった頃だっけ

ボッサになった頭に手を掛けてベットから起き上がる


鏡を見て僕は自傷的に笑った

こんな姿が人間な訳ない
他人から見ても、自分から見ても化け物


ここの僕はフィリップじゃない
レイス(幽霊)なんだ

幸せな夢を見ることしか、想うことしかできないのだ

皮肉だな…


「エンティティ様ねぇ…?
あんな奴の言うことを聞かなきゃいけないなんて嫌なこった」

なんて言ってみるもののアイツの前では無力同然


フックに刺され罰をうける毎日

逃げ回る人間をフックに刺しアイツに献上する毎日


たまに人間をめっためったにするけど何も楽しくない
ただ肉がグチャグチャになって血が噴き出すだけ


ハンバーグみたいだって呑気に思うけどこんなハンバーグはハグとあのデブしか食いたがらないだろ

毎日がつまらない


ムラムラしたりするから逃げ回る人間の女を捕まえて無理矢理犯したりするがつまらない

死にたくても死ねない

こんな世界なんて滅べばいいのに

少し前だけそう思ってた
アンナに娘ができたって聞いた時少し気になった

アジアの女だった
見た目は貧相で顔も可愛くないし性格も糞
僕の好みでもないのに心臓がドキドキしたんだ

よく分からない鼓動を不思議に思った
だから少しだけ彼女に興味を持った…少しだけ…

この時だけは透明になれる力があって感謝したよ
こっそり家に忍び込んで見れたし、会ったとき面白い反応をしてくれるし

彼女は僕を幸せな気持ちにしてくれる
彼女は僕を幸せにしてくれる
僕は彼女が欲しい

僕は彼女に執着心を持った

僕のうさみ


恋ではないけど恋のようだ




君にもっと触れたい

僕の物にしたい


君を考えると頭が溶けそうだよ









アイシテル?
/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp