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【NARUTO】不器用なふたり

第1章 不器用なふたり



何日かあれから
経ってるんだけど、

ずっと避けている。
何か歯がゆい、無理!
何を言われるか
分からないから余計嫌だ。
こわすぎる!

いつものように
アカデミーの授業が終わって
家に帰ろうと外に出た。


リンが門の横にいる。
誰か待ってるようだった。

私に気づいて寄ってきた。

「ねぇ、カカシ、に避けられてしょんぼりしてるよ。」

って寂しそうに私に言う。

「え、気のせいじゃない?
あり得ないって。」

っと、
私は面倒くさそうに答えた。

あのカカシがしょんぼり?
笑える。

「私を嫌いなんだから
嫌いな奴に避けられたって
平気でしょ。」

そう言って
スタスタ歩き出した。

「もうカカシを
好きじゃないんだ?」

後ろからリンの声が聞こえた。

「…!!!!
好きじゃないよ!
大っ嫌い!カカシなんか!」

リンのことばに思わず叫んでしまった。

叫んで、あっ、って顔をしてしまった。恥ずかし。赤くなる…。

リンは、アハハ!って
吹き出したように笑ってる。

「もう、ふたりとも嘘ばっかり」

リンが笑って私に言う。

「違うから!
本当にもう何とも思ってないの!」
大きな声で言ってしまった後、
急に恥ずかしくなって
急いで家に帰った。

簡単に嫌いになれたら
苦労しないのにな、

そんなことを一人
部屋で考えていた。
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