• テキストサイズ

【おそ松さん】マツノトクエスト

第4章 【番外編】マツノトクエスト 第三章



「アウチ!! 痛いじゃないかっ、俺のパーフェクトフェイスに傷でもついたらどうし……」

「どこがじゃボケェエエエ!!」

 ━━━━━━━━━━スパァァァアアアァァン!!

 【 ナス子の攻撃 ハリセンが頭上にヒットした 】

「グブォ!!!」

【 勇者おそ松のパーティは カラ松 を 打ち破った】

「あ、死んだ? 良くわかんないけど倒したっぽいな?」

「うん、登場シーンのとのギャップであまりに弱くてビックリしたけど倒したのかな?」

【サングラス を 手に入れた】
【黒い革ジャン を 手に入れた】
【イタイタンクトップ を 手に入れた】
【髑髏のバックル を 手に入れた】
【煌びやかでイタイズボン を 手に入れた】

「お、良かったな。アイテム落ちてるぞ。新しい装備だぜ?」

 目の前に、カラ松のいつものサングラスとイタイセットが落ちている。
 しかもキラキラと発光して……。
 カラ松ってアイテム落とすんだ~、てっきり何も落とさないタイプかと思ってたから意外。だが、これはもう本当の本当に……

「………っ、い、いらねぇぇぇぇぇぇ!!」

 しかし、その装備は思ったより防御力が高く、私が今着ている装備より良さそうだ。
 いや、それでも嫌だよね、アイツのあのイタセット着るのって。
 どんなに装備品が成長しても身に付けたくないんだけど?
 でもおそ松の装備は私よりかは遥かにちゃんとしている装備。
 もし身に着けるなら私しかいない。

「……………と、とりあえずアイテム欄に入れておこう? ね?」

「えぇ? せっかくタダで手に入れたんだし着ればいいだろ?」

 何で私がゲーム世界に来てまで残念な恰好をしなくてはいけないのかと問いたい。
 というかなんか倒れてるカラ松が震えてこっち見てるんですけど?
/ 353ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp