第24章 第24話
潤「ど、どうしたの翔くんこれ?」
翔「何って…お前今日誕生日だろ?」
…あ…そういえばそうだった…
翔くんにそう言われよく見ると、テーブルの真ん中にはケーキが置かれていた
潤「あ、ありがとう翔くん…でもこんなにデリバリー頼んだの?」
俺がそう聞くと何故か翔くんはニヤリと笑い
翔「全部俺が作ったんだよ」
・・・
潤「…はい?」
翔「ほら出来たから早く食おうぜ、覚めちまう」
えっ?えっ?な、何で俺の誕生日にわざわざ手作りを?
…胃薬あったっけ…
ご機嫌な翔くんを尻目に俺の心情は複雑だった…
翔「いただきます!」
潤「…いただきます…」
…えーい!せっかく翔くんが作ってくれたんだ!どうせ明日は休みだから寝込んでも大丈夫だ!
俺は意を決して唐揚げを食べた
翔「…どうだ?」
・・・え?
潤「…う…旨い…」
予想に反して旨かった