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裏『探偵』αな女がΩの男達に求愛される話。

第12章 運命の番(3)…緑川景光>>2


「ひっ!ぁ、まっ…ぁあ、ぁああ゙」
「グリグリされるの気持ちいいですか?あぁ…理解しているとは思いますけど、ここ桜花グループの管理会社の1つなので防音設備は万全ですし、防犯カメラも消してありますから。まぁ…私から連絡を寄越さない限り、あちらからここへ足を踏み入れることはありませんので、今は沢山楽しみましょうか」

ゾクゾクと背筋が凍るほどに、春枝の言葉は恐ろしくなにより快感が凄かった。エネマグラがグリグリと刺激する、俺は何度もこくこくと頷いて蕩ける顔で春枝を見上げてキスを強請った。

ーーー。

「喉渇いちゃいました…」
「んんっ…春枝…も、これっ…外し、くれ…ぁあ゙んん゙っ」

俺はエネマグラで未だズボンを脱ぐ事すら許されず放置された状態で、春枝は俺をいないものとして扱うように一人カラオケを楽しんでいた。別に拘束されたわけでもない、ズボンが脱げたら自分で抜いている。だが脱げない、身動き一つで奥や前立腺に当たるのだ、下着がベトベトで気持ち悪い…中から液体が漏れる。勃起した先走りも多量に流れ染みを作っていた。恥ずかしい…助けて欲しい…入れて春枝ので、虐めて欲しい…そんな様々な想いが俺を激しく揺さぶった。

「春枝っ…た、たのむ…」
「ふぅ、分かりました…それじゃあ、注文してくれます?スコッチウィスキー…」
「はっ…?」

ーーー。

「うぅ…どうしても、やるのか?」
「出来たらご褒美あげますよ?いっぱい犯してあげます」

電話を手に持つ俺に、耳元でひっそりと声を掛ける。それに感じてしまいまたグリッと前立腺を掠めてしまってガクガク腰が震えた。

「はい、桜花様…どうなさいましたか」
「あっ…えっと…ひ、ぅぐっ…はっ…」
「ほら、ちゃんと言って下さいよ…?」

項に爪でカリリと引っ掻いて、唇を押し当てられる。ゾクゾクと前屈みに傾いてしまい、春枝を軽く睨んで見せるが目を細めてほくそ笑んでいるだけである。というかカラオケ店なのに、なんでウィスキーがあるのかが謎であった。

「あ…っす、スコッチ…ウィスキーを、んぁ…一杯っ、たのみ、ます…ぅっ」
「スコッチウィスキーを一杯ですね、ご注文は以上で宜しいですか?」
「はぃ…いじょ、でっ…」

電話を切る俺は息絶えだえに春枝を見上げた。
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