第10章 赤色の出逢い
東「いや〜難しいなこれ!」
菅「ははっ旭はこうゆうの頭かたいからな!」
東「そ、そうだな〜はは汗」
田/虎「スガさんサラッと…」
日「面白かったな!夢杏!」
ニコっと夢杏に笑顔を向ける翔陽。
貴『めっちゃ面白かった!!』
つられて笑顔になる夢杏。
黒「あ、そーいえばよ、夢杏ってこの中で付き合ってる奴とかいんの?」
突然の質問に全員が驚く。
貴『…!!!へ?!つ、付き合ってる人?!ですか?!』
黒「ブヒャヒャヒャww動揺しすぎwwってことはいるんだ?ニヤ」
研「ちょっとクロ、いじりすぎ」
貴『いやいやいやいや!!いないです!!!!』
黒「なーんだ!じゃあ誰のものでも無いってわけね!」
貴『物…』
その言葉に涼介がよぎった。
そう小さく呟いた夢杏の言葉は蛍にかき消された。
月「なんですか。黒尾さんいきなり」
黒「別に〜」
田「なんだなんだ!!恋バナか!!」
西「いいないいな!!やろーぜ!恋バナ!!」
日「夢杏…??」
貴『え?ん??ニコっ』
日「ううん!なんでも!」
犬「俺、研磨さんの好きな人とか気になります!!」
研「は?いないよ」
黒「へぇ〜研磨いないんだ〜じゃあ俺が…」
研「クロはだめ。気になる人はいるけど…」
犬「気になる人いるんですか!!てか、黒尾さんも同じ人好きなんですか?!」
黒「さぁね〜」
田「やっぱ東京は可愛い子いっぱいいるんすか?!」
夜「それなりにいるんじゃん?まあでも、イケメンも多いからな。黒尾なんて、イケメンから取られてたよなww昔ww」
黒「おい夜久それやめろ」
西「へぇ〜黒尾さんみたいなイケメンでもそんなことあるんですね!!」
虎「あ、あの…夢杏は…あの…中学の時とか彼氏はいましたか…?」
全員((なんで敬語wwww
貴『彼氏……いないですよ!ニコッ私なんかに出来るわけ無いじゃないですか!ww あんなの彼氏じゃない…』
それはあまりにも自然で夢杏がなにを思っているか、誰も気づかなかった。
最後にボソっとつぶやいた夢杏の言葉も誰にも聞こえてなかった。