• テキストサイズ

好きになってはいけない相手

第10章 家族旅行


祈織 side

祈織「…その傷…跡」

『…』

傷跡について聞いた瞬間、の目が、雰囲気がスーッと冷たくなる
けれどすぐにパッと明るい雰囲気になる

『ありゃ?見えちゃいました?』

祈織「どうしたの…?それ…」

『……うーん…見えちゃいましたか…』

困った様な笑みを浮かべるちゃんはふと空を見上げる

『……これは…私が天使だった頃にもがれた羽の跡です』

祈織「…え?」

『神様の気に触った時に天使の羽もがれちゃって』

嘘だと分かるのに、綺麗な声で紡がれるその物語は聞き入ってしまう
/ 492ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp