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君とならキスだけじゃ【TIGER&BUNNY】
第13章 君へと続く夢 side BUNNY
僕がほんの小さな子供の頃に
両親は殺害された……
今でも目に焼き付いている記憶。
そして、ウロボロス……
でも、どれが本当の記憶なのか……
ただ、僕は
両親のいない寂しさに泣いた夜は何度もあるけれど
両親にとても大切育てられ
そして愛されていた記憶
それだけは紛れもなく、いつも
いつも僕の傍にあった。
だから僕はいつも一人で
立っている事が出来たんだ。
そう、いつも傍で……
何度も、
何度も……
「ジュニア」
「私達の天使、ジュニア」
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