第3章 学園祭の準備。
学秀『では、各自今出した指示に従って準備を始めてくれ!僕たちはこれからスポンサーに会いに行く。』
私と学秀とカルマが外出許可を取り、駅までの道を歩く。
『で、今から学秀の知り合いの飲食店にドリンクや軽食を提供してもらえないかお願いに行くの?』
学秀『あぁ、そうだ。先に連絡は入れてあるからスムーズに進むだろう。』
カルマ『へぇ〜。さすがだねぇ。でさ、なんなら看板メニューみたいなのあった方がよくない?』
『あっ!それ良い!オーソドックスなホットミルクなんてどう?牛乳だけじゃ寂しいから、練乳を温めてミキサーでといたらフワフワになるし、甘さも増す!』
学秀『それはいい考えだ!コストもあまりかからずに売り上げも上がりそうだしな。』
カルマ『みゃあ様様だねぇ〜!』
『だねぇ。』
それから私たちは学秀のツテを使い、衣装のレンタルショップを訪れていた。
『女子の衣装は私に任せるって言われたけど…。
さすがに1人で決めるのはなんだから、学秀とカルマも意見ちょうだいね!』
カルマ『猫耳のカチューシャと首輪、シッポは決定なんでしょ?』
学秀『僕たち男子は制服にエプロンをしてそれを着けるだけになったからな。』