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【暗殺教室】僕の専属使用人

第1章 変わらない朝は突然に…。


綺麗な字だ。

ノートのまとめ方も工夫されていて重要な項目が一目瞭然。
捕捉部分もきちんと書き込まれている。

教科書も必要かつ的確に線が引かれ、無駄がない。


桃宮まぁ…。鳳凰学園の令嬢…。椚が丘と大差ない学力の名門校。


どこかで聞いた名だ……………。

僕は机にしまってあった全国模試の順位表を手に取る。

1位 浅野 学秀

2位 桃宮まぁ


やはりそうか…。ノートの取り方ひとつで分かる。

僕は彼女のノートと教科書を一通り見て言う。



学秀『国語と英語は大丈夫だろう。問題は、数学と理科、あと少し社会もやはり椚が丘の方が進んでいる。

放課後を使って僕が教える。いいかい?』


『あの…放課後は無理だから、休み時間とかじゃダメかな?』


学秀『…かまわない。だが休み時間だけだと足りない。

何か用事があるなら明日以降でも構わないが。』


『放課後はずっと…ダメなの。』


学秀『………。まさかとは思うがアルバイトなどではないだろうな?』


『………。違う。』


学秀『分かった。なら、ホームルームや道徳など普段の授業に妨げのない授業を僕から先生に話して時間を割いてもらうことにする。』


『ありがとう…。』


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