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*空*和也*

第1章 *空*


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重なった手にドキっとしたら


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指先にチュっとキスされて


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ドキドキが早くなってく


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あたしの鼓動とは逆に


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ゆっくり和くんが近づいて


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指先から


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ホッペに


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おでこにキスしたら


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ため息混じりに名前を呼ばれて


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ギュウっと抱きしめられた


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さっき幸せだった抱きしめられた腕が


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今は愛しい

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優しいキスは


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愛しさが


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幸せが


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零れ落ちないように


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離れないように


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何度も繰り返される・・・


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くっついた唇の隙間から


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「スキ・・・」


って言ったら


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涙がポロンと零れた


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和「ん、俺も・・・スキだよ」


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和くんが涙を親指で拭ってくれたら


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重なった2人の体温で溶けていく


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