第1章 【番外編】チョコと経験値
〜風利 side〜
教室を出た後、食堂に向かった私は、昼ご飯にオムライスを選んだ。
芦戸
「風利、元気出して!」
葉隠
「爆豪が言った事なんて気にしなくて良いから!」
蛙吹
「風利ちゃんは悪くないわ」
耳郎
「爆豪が酷過ぎた」
八百万
「爆豪さんなら受け取られると思ってましたが…」
麗日
「あんまりや!」
昼ご飯一緒に食べながら、ずーっと皆が慰めようとしてくれてる。
風利
「だから、私は大丈夫だって…」
気持ちは嬉しいけど、正直放っておいて欲しい…
風利
「作った時から予想してたから…大して気にしてないよ」
笑ってみても、皆の心配そうな目は変わらない。
うーん…どうしたら良いんだろう…
こんな時に限って、姉さんは近くに居ない。