第17章 期末の時間。
次の日。
カルマ『ねぇ、まぁ、この後ゲーセン行こうよ!』
テスト前日に控えた帰り道、山道を一緒に歩いているとカルマは言う。
『なに言ってんの?一緒にカフェで勉強するんでしょ!』
カルマ『いぃじゃん。俺もまぁも成績優秀だし、そんなに頑張らなくてもいい点取れるって!』
『何それ…。みんな頑張ってる。今回はA組とのかけもあるし、コロ先生の触手もかかってる。手は抜けないでしょ!』
カルマ『さらっと勝ってこそ、かっこいい勝ち方じゃん?ね!』
そう言って私の腕をつかむ。
『今のカルマは好きじゃない…。』
そう言ってカルマの手を振り払い、山道を降りていく。
結局、今日は1人で家に帰って勉強した。
(カルマサイド)
な〜んか俺、怒らせちゃったみたいだけど、ま、いっか。
まぁの怒った顔も可愛かったし。
あ〜、早く俺だけのものにしたいなぁ。