第14章 修学旅行の時間
『ありが…痛ッ!』
学秀『球技大会の傷が痛むのか…?』
『さっき草履でバランス崩した時に…やっちゃったな…。』
見ると、腕にも擦りむいたのか傷が出来、血が出ている。
学秀『仕方ない。こちらのホテルには医者がいる。まぁは、ホテルに連れていく。
E組の担任には僕からも連絡を入れておく。
あと、この着物屋の連絡先を教えろ。このままタクシーで向かう。
『いや、大丈夫だよ!湿布買って、帰ってから病院行けば。』
学秀『だめだ!』
カルマ『まぁ、俺も浅野君の言う通りだと思う。
案外今は大丈夫でも、痛みがひどくなる事ってあるから。
寂しいけど、また明日、合流しよう。』
『わかった。』
学秀『では、僕はこのまま向かう。
赤羽、僕の携帯にメールをしろ!』
カルマ『はいはい。』