第14章 修学旅行の時間
ひなの『ね!次、あそこのお土産屋さん見に行こ!』
私とひなの、カエデと桃花がはしゃぎながら駆けていく。
前原『どの店も、あんま変わらねーのに、やっぱ女子はすごいな!』
『ねぇ、みんな!これで待ち歩こうよ!』
指をさしたお店には綺麗な柄の着物が並んでいる。
一日着物を安く貸してくれるらしい。
オレンジ色に黄色い帯をするひなの。
薄紫色に黄緑の帯をする桃花。
黄色に赤い帯をするカエデ。
桃色に白い帯をまわしてもらい、私はカルマ達の所にいく。
(男子サイド)
一応、おれらも着物着たはいいけど、歩きづらいな。
ひなの『おっまた〜!』
(男子4人)
かっ…かわい過ぎる!
やっべ…天使が降臨したぞ。(前原)
(カルマ心の声)
まぁ…それは反則でしょ…。今からその格好で町歩くって?
男の視線が気になって修学旅行どころじゃないよ…。
俺…嫉妬で狂いそうなんだけど…。
桃花『じゃ、行こっか!』
ひなの『京都で着物着て歩くとか、ほんと楽しい〜!』
『そうだねぇ〜!』
写真を撮りまくる。
お団子を食べたり、おみやげ屋を回る。