• テキストサイズ

【進撃の巨人】ティアドロップ

第7章 ジュエル


「もう、エレンにまでそんなこと言わなくて良いじゃない.....」


顔を赤くし、涙目になっているキョウカさん。


「事実を言って何が悪い。

他の奴らも知ってんだろ」


「...リヴァイしか知りません.....」


もう顔合わせられない、と手で顔を覆った。


「エルヴィンやミケもか?」


驚いたように目を開く兵長。


「知らないよ...ていうか一緒に出掛けることなんて滅多にないよ」


「そうか、悪いな」


「もう無理.....」


部屋の隅に移動し、うずくまるキョウカさん。


「そ、そんなに落ち込まないでくださいよ。

俺気にしませんから」


「だって、先輩としての威厳が.....」


泣き出してしまった。


ど、どうしよう。


なんて励ませば...!?


助けを求めて兵長を見るけど、兵長は知らん顔をしてる。


なんで平気な顔をしてられるんだ、キョウカさん泣いてんのに!


「ほんとに気にしてませんから!

だってキョウカさん昨日もうシてるじゃないですか!」


「エレン〜.....」


「あ.....す、すいません!」


励ますつもりが逆効果になってた。


兵長の前で暴露しちまったよ!


「アホか、自分でバラしてどうする」


呆れた顔で溜め息を吐く兵長。


ごもっともです...。


「もう泣かないでくださいよ、ね?」


泣いた顔も可愛いけど...!!
/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp