第12章 噂の収縮
「ふふ、なんか久しぶりな感じ」
上から唇が降りて来て、重なる。
「ここ、執務室ですけど良いんですか?」
以前は移動してシた。
「我慢出来ないの」
恥ずかしそうに笑い、服に手をかける。
「キョウカさんの声、誰にも聞かせたくないんで移動しましょうよ」
「今シたいの」
手早く兵服を脱がされていく。
「ちょ、あの...」
「大丈夫。
私の部屋なんて幹部ぐらいしか来ないから」
それって全然大丈夫じゃありませんよね!?
「っあ...っっ...」
自身を口に含まれ、声が漏れた。
「エレンってやっぱり敏感」
クスリと笑って舌を動かす。
「っ、それ...誰と比べてですか」
俺が敏感といえよりは、キョウカさんが上手過ぎるだけな気がする。
「ふふ、誰とでしょうね」
「っ、はぐらかす...」
「反応が返って来る方が嬉しいよ」
先端をペロペロと舌先で舐め、言う。
視覚的に凄ぇエロイ。
「ぁ...ダメですキョウカさ...」
「何が?」
「気持ち良くなっちゃいますから...」
「なっても良いよ?」
「俺だけなんて嫌です。
キョウカさんも...」
「...触ってみる?」
俺の手を密口へと導く。
「ん...」
指先が軽く触れるだけでも分かるぐらいに、ヌルヌルと愛液が溢れていた。