第4章 〜誘惑の魔女〜
『先月この町に降臨された女神!
イリーナ イエラビッチ様からその名を頂いたんだ!
その日から我々は、女神イリーナ様の事を一日中考えて生活しているんだ!』
『にゃや…』
『ま、さっそく武器屋行ってみようぜ!』
ー武器屋ー
『ねぇ、おじさん!一番良い武器見せて!』
『うちはイリーナまんじゅうしか置いとらんよ。』
E組(はぁ……?何だそれ…。)
『ここ武器屋だよな?おすすめの武器ないの?』
『う〜ん。オススメはこのイリーナまんじゅうかな!
これじゃ。』
E組(おっぱいの形のまんじゅうだ……)
『みんな大変!防具屋もイリーナせんべいしか置いてないよ〜!』
『道具屋もイリーナ焼きだけだよ!』
『まぢ?この町なんかおかしくね?』
『え〜、イリーナソフトは星4つと…。』メモメモ…。
『コロ先生〜!俺のと、あとまぁちゃんのもお会計よろしくねぇ〜!』
『カルマ君!何で先生がお会計しなくちゃいけないんですか!』
『はいっ!まぁちゃん!ソフトクリーム!俺のおごりだから遠慮しないでねぇ〜。』
『ありがと…。』
E組(この非常時に食べ歩いてるヤツらもいるし…)
『ただ、遊んでいただけではありませんよ。この町に何がおこっているのか知っている人物を探していたのです。』
ーカクリコ町、村長の家ー
村長『旅のお方よ…。どうか、どうか、この町にいる魔女イリーナを、追い払ってくれぇ〜!!!』
E組(魔女イリーナ?!!)
『一月前に、突如美しい魔女が訪れ、町の男たちにチャーム(魅了)の魔法をかけた。
それから男たちは、魔女イリーナの命令を何でも聞くしもべになってしまった。
頭に変なハートのかぶりものが惑わされている証拠じゃ!』
『だったら何で村長は無事なの?』
『まさか、相当な使い手だとか?』
村長『オネエなんじゃ。』
E組(………………。)