第99章 瘀血(おけつ)
迅『皆ほんとにお疲れ様!
よく乗り切ったよ本当
小南『んー!(伸び)
暴れ倒してやったわ!』キラン!
烏丸『ほとんど半壊でしたけどね
小南『なっ!
仕方ないじゃない!!
あいつらばかばか自爆してくんだもの!!』
レイジ『敵は乱星国家らしい
気を付けろ
いつどこに潜んでいてもおかしくない』
迅『了解』微笑&敬礼
駿『疲れたあ〜』大の字で寝っ転がる
木虎『駿君、まだ終わってないわ』腰に手を当て見下ろす
駿『え?なんで?』目のみ向ける
木虎『後片付け』指差し
駿『あ゛≡≡;』
恵土を病室に戻し
なんとか無事、夜を乗り越えることに成功した
瞑目したまま指差す木虎に
緑川が今気付いたように冷や汗を流す
駿『明日じゃ駄目?
木虎『駄目!
これも仕事よ?』
駿『はあ〜い;』
19時までに、一時的に警戒区域に移動していたこと
わざわざ個室(廃病院)、と指定があったこと
広さの面も考えてだと後でわかった…
19:00〜21:00
2時間にも及ぶ激戦に
ようやっと終止符が打たれた
秀次は適宜バイパーを撃とうとしていたが、迅から止められていた
修も置き弾を利用するよりスラスターオンで攫って壁に叩きつけて欲しい、と
透明刃を使う可能性があるのですぐ離れて、とも
その激戦を制したのは…
ミデン…
ボーダー側だった
ゲートとは異なるあの黒い穴は
闇の塊(分身)を生み出す元だと推測されている
黄泉の穴かな?
な~んて!
と迅は答えているが真偽の程は定かでは無い
だが…それで敵側は有利、攻め手を欠け、攻め入ることが無くなった
それより気になるのが……
恵土が原初の始祖神だと知っていることだ
と迅は零した
恵土『よおし!お礼にハグでも!』
迅『ちょっと待って;
お礼は別の形で
秀次がヤバい
恵土『問答無用!!』はぐうっ!!
秀次『迅んんんんんん』メラメラ
迅『ほら来た;』
恵土『ありゃ…;』
秀次『………
っ←拳を握り締め、俯く
(しゅううううう)』熱を湯気にして放散させる
迅『あれ?どうしたの?』
秀次『……………助かった』
迅『へ』
秀次『感謝している』
二人『……………』顔を見合わせる
ずっと俯いたまま顔も合わさず呟いていた
秀次『それだけだ』ふいっ←瞑目し背を向ける
迅『えっと…
もう一回言ってくれる?←人差し指を立てる
