• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第94章 創傷(そうしょう)





10月12日(10月14日)――

外でも、こちらでも…
その日は1日中、ずっとどんちゃん騒ぎしていました……


ケイト「まさかあんなに咽び泣くとは思っても見なかったよねえ
私が消えた後もずっと泣いてたし」

フィン「君なら泣かないでいられるのか?
ケイト「一生泣く!!ずっと泣く!!永遠に泣く!!
泣く以外何も出来ない!!!」えっへん!!!
フィン(人のこと言えたことか…;)たらーり


魂の心までもが対価として消え果ててゆく中

訪れたのは静寂と絶望と慟哭だった……


しかし…

全ての働き、行動を持って
そのお蔭で……


実現不可能とされた蘇りが――実現された


あの日、あの時の光景を――美しいと思えた


光のベールに皆が皆、全てが包まれながら…
それでもなお……

与え合える在り方(ありかた)を――



それが生物としての…理想の在り方なのだと、見識が齎された―――



ケイトの魂を生んだ時
大事に抱き、頬ずりとキスをしていたらしい

で…原初の滅神の魂(フィン)を生んだ時

初代「50回キスした…」ぽつり

たらーり←ケイトを除く皆が汗を流す

ケイト「私なら100回やる」どやあっ!にやり
フィンクス「張り合うな;」

初代&ケイト『むむむむむむむむむむむ!//』頬を膨らませ睨み合う
バチバチバチバチ

『おーい;
キリないぞ〜;』


ケイト「1万回!!
初代「100万回!!
ケイト「無限回!!!
初代「無限兆回!!!
ケイト「無限の無限乗回!!!
初代「その無限乗の無限乗の無限乗の無限乗の
むっ!!←どちらもムカつかせる
『無限乗の無限乗の無限乗の無限乗の無限乗の無限乗の無限乗の無限乗の無限乗の✕∞』

ロキ「なんかいやんねん…;」遠い目
『はははは^^;』

初代と一緒に言い合っていた


ケイト「いいもん!!
私ちゃんとキスしたもん!!
生まれた時したもん!!」ふいっ!!
初代「いやそれ私い!!;

それ記憶引き継いでてそれで自分のしたことと認識してるだけ!!;」
ケイト「キスしたもん!!
した時の感触もあるもん!!
ちゃんと覚えてるもん!!!」
初代「だからそれ記憶う!!
あんた生まれてない!!
私がやった時の記憶!!!」

ケイト「………
←眉を顰め考え込み
あ……そっか
生まれてなかったんだ」唖然←すっかり居た気でいた


/ 5980ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp