第81章 結び
暴れるものには最初から手錠等で拘束を追加する
裁かれなくて当然だと主張するものほど拘束は強まる
裁判官「皆まで言うな」
全て高次元レベル(絶対的)で行われているが
癌となると、100(霊界)+100(地獄)+それ以下の分なので
最低でも200度の湯の中にいるような感覚になるし、肉体にまで影響を及ぼす
200度の鉄板に焼かれた肉体がグズグズに溶け出し異臭を放ち裁判どころではなくなる
その為、裁判では『即断即決即行』が必要かつ不可避となる
黒のもの(邪神)もいる
癌を見抜く専門だから
中でもそれに特化したものは『真偽官』と呼ばれる
先程発言した黒の人は真偽官である
裁判では、最初に拘束官が頭頂部の布を引っ張って顔に被せる
敏感で、温度差に弱い部位だから
否が応でも魂の階層がわかる
女の人「苦しいって」
拘束官「息苦しいだけか」
解除し、元の位置に戻す
この女の人は始祖神の中でも感覚で見抜くのに特化しており、与えるべき処罰を一瞬で見抜く審査官でもある
神の位だとほんのり温かくて心地よい
ケイト「…」すやあ
審査官「気持ちよさそお^^」ふふっ
真偽官「熟睡してるね」
拘束官「前例がないぞ?どうする?」
邪神5人(「取り押さえ」兼「癌の見分け(真偽官)、癌ならば黒の国への連行」担当)
始祖神4人(「順に事件前、当時、事件後、現在の感情伝達(審査官)」担当)
時空神1人(「当時の状況を映し出す」「裁判の全体時間(前半、中盤(あまりに長引く場合)、後半の区分分け)管理」担当)
清浄神15名(裁判官、尋問官、書記官、拘束官、保定官(睡眠深さレベル固定及び保持も)、全ての会話(概要、詳細(前半、中盤、後半))と一挙一動(被疑者、神々のみ(前半、中盤、後半)、それ以外(前半、中盤、後半))の記録、動画記録、担当)←皆で手分けしてやる(裁判官は固定、完全分業制)
世界神1名(してなかった世界との対比担当)
滅神1名(異世界で同じ存在を滅したか報告、生者ならその場で消滅担当)
廃棄神2名(癌が主に来るので表面だけ浄化して火傷の進行を遅らせる、掃除担当)
調停神1名(神々間で諍い合った時の諌め役担当)
基本は前半後半だが、今回に限り長引いた為中盤を入れた
保定器の左隣に尋問官、右隣に現在の感情伝達担当(審査官)、前に拘束官が常に傍についている
