第75章 神器、覚醒
めきめきと頭角を現し、終末神を倒し、
更には闇の化身である神まで倒し、浄化を拒みそれでも生きたいという願いに耳を傾け、『生かす為』という理由で自らの身に宿す道を選んだ。
ケイト「お前の闇の暴走は、私が防いで見せる。
悪い奴だなんてことには――絶対させないよ^^」
その言葉は、英雄譚の中でも深く、胸に刻まれた。
胸に染み入る台詞、ベスト3に必ず入る程だった。
その章の中でも、共存し合える道を模索する毅然とした姿勢、
「お前に居場所が無いなら、私がなればいい」とまで言い切る温かさ、懐の広さに泣く人が続出したらしい…
ケイト「……何で…徒に巻き込んで、傷付けるんだろうな…
こっちじゃ闇派閥は逮捕されてて、世界樹もあって、だから何とか消されないで済んだ。
なのに…」哀し気な表情で俯く
ああ…やり切れないね
原作では、
癌は、闇派閥が動きやすくなるよう、加担してしまった。
動けば動く分だけ、闇派閥が動きやすくなっていた。
だから…ウィーネと出会った時点で消された。
その罪も、何も、気付かない、認めないから…
でもね…ケイト……それは…
フィン「もう…終わったんだよ……?
大丈夫だ」微笑
ケイト「哀し気な表情)…
うん…(微笑)
ありがとう^^」
フィン「こちらこそ^^」
そう、軽く言い合い…避難訓練は始まった。
神具は常時、神の力による奥義、必殺技を使えるもののみが所属できる防衛隊が管理し、使用を続けることになる。
雲王国エリア…
大通りのど真ん中で、それは始まる。
最初は見本として、僕等が防衛隊役の代表としてすることになっている。
その中でも選出されたのは…ケイトの扱いに長けた僕。
そして、元々幹部として長年戦いに付き合っているということで、リヴェリアとガレスにお願いした。
アイズやティオナ達は、アリアと仲良く話しを弾ませているらしい。
昔話に花を咲かせている頃だろう…
そして悪役は…
ケイト「ふわっはっはっはっはっはっはっ!
我が力により破滅を迎えるがよいわ!!」黒笑
フィン「どこで習ったんだい…?;その台詞は;」たらーり&じと目
ノリノリで参加しているケイトだった…;←ケイトを訝しんだ目で見つめていた
うん…
何が何でも、
痛みだとか不幸だとか、そういったもののみ破滅させそうだね;