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【ONE PIECE】歳上の人

第10章 麦わら帽子と愉快な仲間達


お風呂で身体を洗うと、浴槽を出た。


広くて、綺麗で、シャンプーも香りが良くて、とても心地が良かった。


浴槽から出ると、脱衣所に畳まれた衣服が置いてあるのが目に入った。


ナミさんのかな。


キャミソールとミニスカート。


「スカートか...」


キャミソールは良いけど、スカートは滅多に履かない。


動きにくいし、脚がスースーするから。


でも貸して貰う以上文句は言えないし。


と、腹を括り衣服を着る。


普段はラフで動きやすい格好しかしないから、なんか緊張する。


「あ、道.....」


帰り道どうだっけ...?


「ん?どうしたんだ?」


後ろから声を掛けられた。


助かった...。


「えと、ゾロさん...あのですね、道に迷ってしまって」


なぜか汗を掻いているゾロさん。


「そうか。

じゃあ着いて来い」


「はい!」


良かったぁ...私1人だとずっと迷ってそうだったから。


あとから話を聞くと、軽くトレーニングをしていて汗を掻いたからシャワーを浴びに来たところだそうだ。


「あの...ゾロさん?」


「なんだ?」


「さっきもここ、来ませんでした?」


なんか同じところをグルグルしてる気がする。


いや、気がするだけだよね?


「そうか?」


「あ、居た。

ナツキちゃん」


「ロビンさん...!」


「どうしたの?こんなところで」


「道に迷ってしまって...」


「あら、そう。

まぁゾロが一緒じゃ無理もないわね」


クスリと笑う。


「こっちよ、案内してあげる。

あなたが居ないとマルコが不機嫌なんだもの」


「マルコが?」


そんなことないと思うんだけど...。
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