第7章 chapter7
アリス視点
夢の中?
訓練所にいるのは誰?
グラディオだ!
私は向かうけど近づけない。
どうして
一人の私に似た通っていた高校の制服を着た子が近づく。
高校生アリス「グラディオあのね、これよかっら食べて」
当時グラディオ「おう、ありがとな義理チョコだよな?」
そうだあの日の記憶
バレンタインの日
本命だったチョコ
高校生アリス「ほ・・・義理チョコだよ」
グラディオ「イグニス、ノクト、プロンプトにはあげたのか?」
高校生アリス「あげたよ」
アーデン「本命だったんでしょ?」
横からアーデンが出てきた。
夢の中まで
アリス「うん、今でも後悔してる本命だよって言えなくて」
アーデン「アリスは手紙を同封したんでしょ?」
そう、気持ちに嘘をついた時のための。
手紙内容
こんな手紙を書いてグラディオ驚くかな? 義理チョコだって渡したかもしれない。
言えないよ本命だって面と向かって。
好きだよグラディオ
こんな手紙を書いた。
アーデン「俺が婚約者だって忘れないでね」
消えるアーデン
また情景が変わる
教室の中でプロンプトとノクト、私がいる。
プロンプト当時「アリスは家で一人で夕ご飯とかどうしてるの?」
高校生アリス「一人で自炊だよ」
ノクト当時「それで弁当も残りご飯か?」
高校生アリス「えへへそうだよ残りご飯」
親が死んだ後自炊をしてて、残りご飯かをお弁当に詰めてた。
プロンプト当時「ねぇアリスの生活費どうしてるの?」
高校生アリス「よくわからない男が、これにサインすれば生活費はみるとか言って毎月50万を振り込んでくるの」
あの生活費って誰が?
アーデン?
アリス「ねぇ? アーデン私に生活費を振り込んでたのはアーデン? そんなの人が化け物じゃない、ちゃんとした優しさを持ってる人だよ」
多すぎるお金
優越感を毎日感じてた
楽しかった高校生活
これはきっとアーデンの優しさだよ。
そうだ
いくら婚約者の契りをさせられたからって。
私の親が死んだからって優しはあるアーデンにも人として。
けれどもこれから見る夢にそんな考えが吹き飛ぶ。