第4章 新しい家族
一頻り泣きわめいた私はやっと落ち着きを取り戻していた。
『ごっ…ごめんなさい…』
今更ながらだが初対面の相手に慰めてもらうとか…本当に今さらだか、恥ずかしい…。
相「いやべつに気にしなくていい。」
『いや…気にしますけど…』
相「…そういやお前何歳だ?」
『…私お前じゃないです』
相「…風水は何歳なんだ?」
『6つです!なので次は小学生に!』
相「その事についてだがお前は小、中とは行かないでもらう」
『…( ゚□゚)』
え…え?
『えっと…え?…え??』
相「もちろん勉学はしてもらう、だが学校には行かなくていい」
『…え』
相「ここだけの話だがオールフォーワンは…どうやら個性を奪う個性みたいでな」
『個性を…奪う?』
相「実際には違うんだろうが仮定だ、仮定。…実は風助さんも個性を奪われていた。」
『!?』
相「…大方盗られたんだろうよ、だからお前を…風水を野ざらしにはしておけないんだ。すまない」
『…わか…りました。』
相「…外に出るなとは言わねぇ、だが俺や他のプロヒーロー達とは必ずいてもらう。そんでもって外部の人との接触は出きるだけやめろ」
『と…友達と遊ぶのは…?』
相「…わりぃがあんまりしてほしくはない…」
『そう…ですか…れっ連絡は!?いいです…か?』
相「…ああ許可しよう」
『!…ありがとうございますっ!』
相「…ああ」
こうして私の軟監禁生活(?)がスタートしたのでした。