• テキストサイズ

【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第25章 私立リアリン学園!~ルイ~ 情熱編




ルイの息づかいが、鼓膜を刺激する。

ビクンッと身体が跳ね、自分でも驚くほど反応してしまった。



「耳、弱いの?」


「ん………っ、わかんなぃ」



耳って、こんなに気持ちいいものなんだ。

ずっとずっと、この距離で、このまま、ルイを感じていたい―――。



「マインに、触れたい」


更に耳へと唇を寄せ、フチを喰むように辿りながら、囁く。



これ以上触れられたら、どうにかなってしまいそうなのに。

さっきまで、このままでいいって思ってたのに。

どんどん欲ばりになっていく自分がいる。

すごく恥ずかしい………けど、コクンと頷いて。



「私も、触れてほしい―――」



ルイは、少し驚いた表情で私を見ると、小さく笑みを浮かべる。

唇が頬に触れ、顔の輪郭をなぞっていく。

やがて、首筋を降り、肩を舐め、鎖骨を這う。



「んっ、んんっ」



そのすべてが、例えようもないほど心地よくて………。

力がどんどん抜けていく。

座っていられなくなりそう―――。

頭と背中に腕を回され、宝物を扱うかのように丁寧に床に横たえられる。

ルイの影が掛かって、視界が薄暗くなる。

見上げると、辺りの光に包まれて神秘的に浮き出されたルイと視線が交わる。







/ 978ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp