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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第19章 私立リアリン学園!6時間目~ゼノ~




ぼんやりと、いろいろと思い巡らせていると―――。



「じゃ、生徒会メンバーの自己紹介は、これで終了。マイン先生も自己紹介する?」



レオに言われて。



「あ、私は、虹野マインです。今日から、この生徒会の顧問となります。わからないことだらけですが、頑張りますので、いろいろ教えてくださいね!」



私は、張り切って自己紹介をする。



「………無駄に声でけえ」



カインが、ぼそっと呟く。



「張り切り過ぎるのは、失敗を招きます。気をつけてください」



アルバートが、メガネの端をクイッと上げながら、言う。



「………手厳しいな、カインもアルバートも。女性には優しくなきゃだよ。ねえ、ゼノ様」



レオは、苦笑して、ゼノ様に話を振る。



「ああ、そうだな。マイン先生は、我々生徒会のメンバーでもある。共に協力し合い、支え合うように。いいか、カイン、アル」



「………悪かった」

「失礼しました」



カインとアルバートが、私に頭を下げる。



………ゼノ様に言われたら、途端にこれだもんねえ。



二人の豹変ぶりに、呆れ返る。



「それじゃ、本題に入ろうか、生徒総会のアンケートなんだけど………」



「生徒総会?」


レオが話し始めたのを、途中で遮って聞く。



「あ、そうか、マイン先生は、知らないんだね。毎年この時期に生徒総会と言って、全校生徒が集まって校則を作るんだ」

「校則を、作る?校則を皆で作ってるの?」

「この学園は、自主性を尊重しているから、生徒が生徒のための規則を自分達で考えていくんだ」



………生徒達が、校則を作るって?



驚いたけれど、それは、とても素晴らしいことだと思った。







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