第13章 One Memory ラビ切裏
ラビはバンダナを取り払い、ベッドの隅に投げる。
そしてに覆いかぶさる、が
「やっ…いや、ラビっ…!」
小さな身体はその発情した身体を押し返そうとしている。
「嫌じゃ、ないだろっ…?」
そんな些細な抵抗も虚しく、の両手はシーツの上に押し付けられた。
「んぅっ…ぁ」
強引に唇を重ねられる。
ラビの下で身じろぐ小さな身体。
けれど次第に諦めたのか、ゆっくり張り詰めた身体を力を緩め始めた。
しょうがないね、そう言うように
ラビはまたいらついた。
俺の為、俺の為…そう思ってるんだろ?
俺の為だったらこんな事されてもいいのかよ!?
「ぁ…ふっ…」
どうしようもない苛立ちにラビは乱暴にの咥内に舌を忍ばせる。