第17章 近過ぎたキミ②（及川徹）⚠兄✕妹R18⚠

『だって…なんか…
目を開けるの恥ずかしくて…
そ、その…ほら…
徹…の……』

今は…大丈夫なのかな？
あんな事になってたら
痛いんじゃ……

きゃあ！
また脳内に浮かんだ！
ダメ…忘れられない……

「怖かった？」

怖い？確かにあれが
可愛いとは言い難い…

でもあれは徹の一部で
松川さんの言ってた

徹の大事な所だよね？

ドキドキしたら
大変な事になるんだよね？

私に男の人の反応してくれてるって
事だよね？

だったら…

だとしたら…。

『でも！徹のだし！
怖くないよ！
す、好きだよ！
他の人のは
見たくないけど
と、徹のは見たいし！
だからそんな
悲しい顔しちゃヤダ！
私が勝手に入って行ったのに
徹は謝らないで！』

私はきっと、大好きになれる！！

今にも泣きそうな顔した
徹の唇に吸い付く

徹は悪くない！

他の女の人も
きっと見てるし触ってるし

だったら………

私も同じにしてよ

謝らないで
止まらないで！

私はチビだし
色っぽくもないけど

子供じゃないよ？

大人には遠くても

徹の事を好きな

一人の女の子なんだよ？

妹なんて

嫌なんだよ…。