第67章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋③(宮侑、宮治)
考え事するには
ちょうどエエけど…
隣に居ると思ったら
なんか落ち着かへん!
ソワソワする俺に
「ごめん。すぐ戻るから
大人しく寝てるんよ」
追い打ちの様なアクシデント
保健の先生は
内線が入り出て行ってしまった
その上…
『侑、起きとる?』
マジか…話しかけて来るんかい…!
「寝とる…」
『いや、起きてるやん!』
「寝言や寝言!
お前もさっさと寝ろや」
カーテンの向こうの声に怒鳴ると
『…寝られへん…ねん。
なんか…胸がザワザワして…』
小さく部屋に響く声
その声に一気に俺の胸もザワついた