第67章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋③(宮侑、宮治)
「分から…」
「せやから乱れろ言うてんねん
考えても分からん
感じる所は、ココやって
乱れて俺に伝えて来い」
そう言ってまた激しく揺らす腰
喘ぎ声と高揚した顔を眺めながら
ナカを探る様に腰を振り続ける俺のリズムに
ぎこちない腰つきで応えて来る
「そこか?そこが気持ちエエの?」
「うん…」
コツッと当たった一点に
震える身体を見逃さず
「チャント言えや…
言わな分からん…」
少しズラして突き上げた
見せて?お前を。
お前が乱れて俺を求めるのを
俺だけに見せてくれ