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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)
第66章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋②(宮侑、宮治)
侑の作ったうどんは
普通に美味しくて
痛む喉にも優しい味やった
御礼を…と思いつつ
『…侑に好かれても…』
出たのは憎まれ口。
まぁ、デフォなんやけど…
なんかいつもと少し違う
少しソワソワして
喉の痛みや熱とは
別な意味で
優しいはずのうどんが胸に詰まる
『なんか食欲が…』
まさか、やけど
「あぁ、食う女好きなんは
治もやで〜」
『…食う』
ありえへんか。
やっぱり私は治くんが好きや。
喉を通らんのは
そう言う感情やない、うん。
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