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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第66章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋②(宮侑、宮治)


デコを叩くフリして
手を添えると
俺の冷えた手がカイロでも
持ったみたいに熱くなる

「頭…冷やさな…アカンやろ…コレ」

手を退けて
部屋を出ようとした、その時

『…寒い…サクラ…
行かんといて…』

退けた俺の手が握られた

「サクラ!?
なにボケとんねん!?
離せ…や…」

振り払おうとした手が
ギュウッと握られて

『ごめん…居って…』

荒い息遣いで必死に
声を出しながら涙を流してる

『苦し…サクラ…』
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