第21章 近過ぎたキミ⑥(及川徹)⚠兄×妹R18⚠
「そう…。
でも量考えなよ…
キミの小さい身体に
その量は流石にダメでしょ」
呆れるオレに顔を赤くして
「やり過ぎたなって思いました…
でも、そのおかげで
及川さんと話せて…あ…すいません…
シツコイですよね…」
また俯く
「はぁ…貸しなよ…
近くまで運んであげるから…
別に深い意味はないからね?
今日の昼休みのお礼
ほら、貸して。行くよ」
本当なら下手に優しくするべきじゃ
無いのかもしれないけど
傷だらけのオレは
この子のイジらしさに
少し癒やされたからね
荷物運び位ならって思ったんだ