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第3者の貴方へ
第2章 いつか
「ねえ美鈴」
「ん?どうした?」
――私に何かあっても、助けないでね――
ああこういう事か
私が気付かぬ間に
イジメ 始まってたんだ
「こんなことしか出来ないんだね、小学生みたい」
「なによ!」
「ばっかじゃないの」
なんで口答えするだろう
怖いのに。怖くないはず、ないのに
一度電話で聞いてみたことがある私は今でも理解できないけど
「一番怖いのって自分を曲げることじゃん?」
そんなことないのに。自分の意見を曲げたって別にいいじゃない
「それが私」
分からないよ、やっぱり
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