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イケメン戦国~あなたに恋して~

第21章 武将達のお守り日記*番外編*


武将達と、葉月、その子ども、舞桜で光秀が持ってきた線香花火のような物を楽しんだ。



三成「舞桜様。危ないですから私が一緒にお持ちしますよ。」

舞桜には難しい・・・だからと三成が一緒に持ち火をつけるも・・・


ーポタッー

すぐにその花火は落ちてしまった。


家康「三成・・・下手すぎ。」

笑いを堪えながら三成と舞桜に一番長く火がついている花火を見せる。

舞桜「わぁー!」

目を輝かせて家康の方を見つめた。
だが、すぐに火薬が入ってない部分になり、火は消えてしまった。

それを見て凄く残念そうな表情をする舞桜に光秀がいった。

「花火は終わりがあるから美しい。火が消えるその瞬間まで花を開かせるようにな。」
「だから終わっても残念がるな。次にやる時はまた違う花を見せてくれる。それが楽しみだ。」

舞桜には難しいと思っていたが話が終わるとニコッと笑顔を見せ、それをみた光秀は

「よしいい子だ。また持ってきてやる。」
と言って頭をガシガシと撫でた。

花火が終わり、舞桜も少し眠たげな顔をし、広間へと連れていく。

「いぇやしゅ!、んっ!」

舞桜は家康に向かって手を伸ばし、抱っこをせがんだ。

「仕方ないなぁ・・・。」そう言いながらも軽々と抱き上げ広間へと皆で向かった。

『今日はここで寝るぞ。』

広間には布団が人数分敷かれいた。

「何で・・・。」家康はボソッとつぶやくも誰もそれには突っ込むことなかった。
舞桜は広間に着くまでに眠り初めた。

そっと降ろそうとした途端ぐずり始める。

「ふぇ・・・、ふぇーん!」


政宗「おいおい!家康お前置き方雑だったんじゃないか?」

光秀「そうだ!家康。なんとか泣き止ませろ。」


家康「そんな事言ったって・・・。」


舞桜「ふぇぇーん!えーん!」


秀吉「どうした?なんで泣いてる!?」


三成「家康様が舞桜様を布団に降ろそうとした途端泣き始めてしまったんです・・・」


家康「分かった・・・、分かった、立つから。泣くの止めなよ…」

武将達があれやこれやとあやし、ようやく落ち着く。


秀吉「三成!いつも、読んでるあれ舞桜にも読んでやれ。」

三成「かしこまりました。」





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