• テキストサイズ

イケメン戦国~あなたに恋して~

第21章 武将達のお守り日記*番外編*


舞桜と武将達のお守り日記*
〈三成視点〉
その日は朝から雲一つない晴天。

まだ眠っている舞桜様を歌恋様から預かり、そのまま抱きかかえてひとまず広間へと足を運んだ、

(寝顔はやはり母親である歌恋様に似ていらっしゃいますね…)

そんな事を思いながら歩いていくと・・・


「「お目覚めですか」」

可愛いらしい大きなその瞳がうっすらと開き、まだ眠たそうな顔をする。

「(かあ)しゃま?」


「歌恋様と信長様でしたらお出かけされました。今日は私達と一緒に待っていましょうね。」

そうお話すると一瞬悲しげな顔をなされたように感じ慌てると、隣にいる家康様が声を掛けた。

「とりあえず起きたなら朝餉食べるよ。」
「広間にいけば政宗さんや、秀吉さんや、光秀さんもいるから。」

「うん!」
舞桜はにこっと笑い頷いた。

(本当に舞桜様は可愛らしいですね・・・、将来が今からとても楽しみです。)



広間へと着くとすでに舞桜用にと作られた、政宗お手製の朝餉がお善に並べられていた。



/ 343ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp