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イケメン戦国 ー とおまわり ー
第2章 気づき
ほう………気がついたか…………。
ひいろの眼の色が不機嫌そうに変わる。
ひいろ「番頭さん、そこの二人を連れて行って。」
どこかに控えていた番頭が現れ、襖の影で息を殺して覗いていた吉右衛門と大番頭を引っ張りあげる。
番頭「だから言ったんですよ。お嬢様に怒られますと」
吉右衛門「ひいろ、これはだな………。光秀様申し訳ありません。」
大番頭「ひいろ様、じぃはひいろ様のことが………。」
呆れ顔の番頭に連れられ、覗いていた二人は消えて行った。
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