第7章 全国大会
「あの…変な事聞いていいですか?」
白石「ん?なんや、何でも聞いてや」
仁王「……」
あれは…白石?
「今自分がいる学校以外の選手も応援するのって…やっぱりいけない事でしょうか…」
白石「どういうこっちゃ…?」
「あ、私元々は氷帝の人間なんです。私…立海の皆さんも好きですけど…氷帝の皆さんも好きなんです…」
白石「なるほどな…ふたつとも今回出場やしな」
「はい…皆さんに頑張って欲しくて…それに…」
白石「それに…?」
仁王「……」
それに…?
「どっちも私と仲良くしてくださいますから…それが余計辛いと言いますか…」
…お前さんそんな事…