• テキストサイズ

ハイキュー

第8章 3年生


体育館にもどると及川がこちらに気づき

「はーい。休憩ー !」

と部員たちに伝える

「凛ちゃんタオルお願いベンチにあるから!」

と隣の凛ちゃんに伝える

「は、はい!」

とベンチへ小走りでタオルを取りに行く

ひとりまともな子がいて良かった


「ドリンク1年の分もあるから取りにきて!!」

とみんなに伝えると

「え、1年の分もあるんですか!」

と金田一が言う

「入部届けで人数は抑えてあるから大丈夫だよ!」

先に1年生にドリンクを渡していく


「ありがとうございます」

と何か言いたそうに国見ちゃんがわたしからドリンクを受け取る


なんでマネなの?とでも言いたそう。


それを無視して三年と二年の部員たちにもドリンクを配る


あれ?

一個あまり?

そんなはずはない。


「それ及川のじゃね?」

とわたしの様子に気づいたのかまっつんが指を指した方向をみると

1年の女子の群れ

その中心で少し困ったような笑顔の及川


タオルもまだ受け取ってないみたい


「はあ、、、」


わたしはその群れに近づいていく


/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp