第7章 《裏》色仕掛け【神威】(銀魂)
瞼を閉じていると、体がとても暖かい。
おそるおそる目を開けると、
神威さんが私を抱き締めていた。
神威「……何それ。」
「………っ」
神威「可愛い…。」
「ふぇ…?お、怒って無いんですか…??」
神威「そりゃ怒ってるよ?」
そう言って抱き締める力を強くした。
「申し訳ないです……。」
神威「でもさ、それ以上に」
神威さんは私の顎を持ち上げ、
甘い甘いキスをした。
神威「ほっぺた真っ赤になりながら必死に説明するが、ほんと可愛い。」
「神威さん……!!」
神威「でも、他の奴らがをそんな目で見るのは嫌だから。」
神威さんの唇が私の首筋に触れ、
そのまま神威さんは強く吸い付いた。
「んん…っ」
神威「俺のものだって言う証拠、
付けとかなきゃね?」
そう言って妖しく笑う神威さんに、
私は既に溺れている。