第18章 ヨコハマ ギャングスタア パラダヰス
「勤め人。」
太宰「違う。」
「研究職。」
白雪「違う。」
「工場労働者。」
太宰「違う。」
「作家。」
白雪「違う。」
「役者。」
「「違うけど……役者は照れるね〜。」」
全て外した。次々……うーんうーん
「だから本当は浪人か無宿人の類だろう?」
と国木田さんも言う。だが、
「「違うよ」」
二人ともは立ち上がって
「「この件では私は嘘など吐かない/さ。」」
そして、太宰さんと白雪さんは、お支払いよろしくね〜と云って逃げようとする。
「あ!?」
すると、谷崎さんの携帯が鳴る。
「……え?依頼ですか?」
さあ。仕事だ。