第13章 おいしいひととき
「あんっ!じゅ、ん…やぁ…」
翔さんの身体がビクッと跳ねた。
「だって翔さんが色っぽい目で見るから」
動きを止めて翔さんの頬を撫でた。
「はぁ…潤…」
蕩けきった顔で甘い息を吐く翔さんが艶かしくて再び俺の中心がドクンと波打つ、それに合わせてまた翔さんの身体がピクッと動く。
「あっん、じゅ、ん…」
「ごめん、俺ももう限界…」
止めていた動きを一気に加速させる。
「え?あ、や、そんな…あぁっ!」
翔さんが逃げるように上に身体をずらそうとするから腰を掴んでる引き戻した。
「あ、あ、やぁっ…」
シーツをぎゅっと握りしめ首を振りながら快感に耐える翔さん。
「翔さん、我慢しなくていいんだよ?気持ちいいんでしょ?素直に受け止めて…」
翔さんの中心を擦るスピードをあげた。
「あ、や、だっ…イッちゃ、う…」
「いいよ…イッて、翔さん」
シーツを握りしめていた翔さんの手にそっと手を重ねると翔さんが俺の手を握りしめてきた。
「あっ、あ、あ、んっ、ああぁっっ!」
翔さんが身体を反らせ熱を吐き出すと翔さんのナカがぎゅっと締まり蠢く。
「うぁっ!」
未だかつて経験したことのない締め付けに翔さんのナカから抜け出すことも出来ずに呆気なく熱を吐き出した。
「あっ!ごめん、翔さん」
「え…なに…」
ぼーっとしたままの翔さんが俺を見た。
「ナカに出しちゃった…」
「え…別に平気でしょ…俺、男だし…」
「いや男でも駄目なんだって、シャワー行くよ」
「え~、も…む、り…」
うとうととしはじめた翔さんを抱きかかえ風呂場に連れていった。